ようこそ「人事のすすめ」へ
私は人事の道を極めようと30年あまり人事の仕事に携わってきました。まだまだ自らが目指す高みに至っていませんが、とはいえ、人事のプロを目指すとの強い想いをもって相応の経験を積み重ねてきましたので、キャリアの節目節目で考えてきたことをコメントしていきます。いくばくかでも人事の仕事に携わる方々、そして人事のプロを目指す方々のお役に立てれば幸いです。
"HR Vita" – Enjoy your HR Career! –
ようこそ「人事のすすめ」へ
私は人事の道を極めようと30年あまり人事の仕事に携わってきました。まだまだ自らが目指す高みに至っていませんが、とはいえ、人事のプロを目指すとの強い想いをもって相応の経験を積み重ねてきましたので、キャリアの節目節目で考えてきたことをコメントしていきます。いくばくかでも人事の仕事に携わる方々、そして人事のプロを目指す方々のお役に立てれば幸いです。
私が社会に入ったのは1980年代の後半ですが、その頃は社員の一体感を高めることを主たる目的とした社員旅行や運動会、夏祭りなどのイベント、はたまた家族手当や住宅手当等、社員のプライベートの状況に応じた属人的な手当(報酬 …
今回は企業のバックオフィスに関して、成長ステージ(創業期~成長期)に応じた組織体制やオペレーション上の留意点について、私がかつて複数の企業を人事として渡り歩く中で経験してきたポイントについてコメントしたいと思います。フロ …
これまで自身が人事の責任者として、多くの経営者や幹部層と仕事をともにしていくなか、組織を動かすためには「政治性」をいかにうまくマネジメントするかがとても重要であることを実感してきました。特に企業規模が大きくなればなるほ …
人事や経営の仕事に臨む上でお勧めの本をご紹介します。
1.「ローマ人の物語」塩野七生著
ガバナンス、リーダーシップ、ポリティックス等々、今の時代にも通じる人事や経営に役立つエッセンスが満載です。何より塩野さんの深い洞察、示唆に富んだ視点、軽妙で時にユーモアあふれる語り口で長編にもかかわらず楽しく読み進めることができます。
・「GLOBIS」 https://www.globis.co.jp
人事のプロに至るには実戦での経験と共に、ビジネスのフレームワークを抑えておくことが重要です。私は20代後半に初めてGLOBISの講座を受講しましたが、目から鱗とはこのことか、というほどの刺激を受けたことを覚えています。若い人にとってはかなり高価なプログラムですし、皆にMBAが必須とまでは思いませんが、たとえ1講座であっても受けてみる価値はあると思います。